フォンタネージ —イタリアの光・心の風景

京都国立近代美術館

フォンタネージ —イタリアの光・心の風景

ジャンル:西洋美術

主催:京都国立近代美術館

紹介

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本展ではトリノ市立近現代美術館(GAM)・トリノ博物館財団の協力のもと、画業の初期から晩年までのフォンタネージの作品群を概観し、その独創性に迫ります。また日本の門下生や、次世代のイタリア作家の作品によって彼の影響と遺産にも光を当て、「お雇い外国人」に留まらないフォンタネージの全貌を明らかにします。 *アントニオ・フォンタネージ《四月》1873年 トリノ市立近現代美術館蔵 画像提供:トリノ博物館財団 あなたはアントニオ・フォンタネージという画家を知っていますか? 全く知らない、という人もいるでしょう。美術に関心のある方ならば「明治時代に西洋絵画を教えたお雇い外国人」と答えるかもしれません。また洋画に詳しい方ならば浅井忠や小山正太郎の先生としての姿や、高橋由一との交友を思い浮かべるかもしれません。こうした反応が示すのは、第一にフォンタネージの名前が十分に知られていない、ということ。そして知っている人にとっても、お雇い外国人としてのイメージが強い、ということです。 英雄ガリバルディの下でイタリア独立戦争に身を投じた兵士。ジュネーヴの都市風景を巧みに表した石版画家。パリのサロンに作品を発表し、当地でミレーやコローを研究するモダンな画家。ロンドンに滞在して版画を制作しつつ、ターナーやコンスタブルを吸収する旅人。フィレンツェの若手画家たちに信頼されるベテラン。南仏の田舎道を友人と歩く風景画家。トリノでも東京でも教え子から慕われる教育者。これらはすべて、「アントニオ・フォンタネージ」というひとりの人間の側面です。何度も同じ主題を取り上げつつ、理想の風景を絵画にしようとする姿勢、都市の忙しさや農村の労働に対する真摯な眼差し、そして何よりも、光と自然に対する貪欲な関心——作品に目を凝らせば、「モティーフを高らかに歌わせよ!」と弟子たちに説いたフォンタネージの姿が見えてきます。フォンタネージを全く知らない人にとってはもちろん、名前を聞いたことがある人にとっても新しい。そんな風景画の旅が、いま、幕を開けます。 チケットを購入 ※日時予約制ではございません。

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