主催:福岡アジア美術館
紹介
編集2026年度の福岡アジア美術館では、コレクション展のシリーズ企画として「アジア美術の歩き方」を開催します。本シリーズでは、アジア美術に初めて触れる方にも親しみやすい形で、「東アジア」「南アジア」「東南アジア」の3つのエリアの作品とそれぞれのエリアの特色をご紹介していきます。アジア各地の個性豊かな作品は、地域ごとの風土・歴史・文化、そしてそこに生きる一人ひとりの喜び・悲しみ・願いといった様々な思いを伝え、あなたの世界を大きく広げてくれるはずです。約一年をとおして、これまで目にしたことのなかったアジアの一面との出会いをお楽しみください。 シリーズ最初の「東アジア編」では、日本・韓国・北朝鮮・中国・台湾・モンゴルの6か国・地域の美術をご紹介します。東アジアの諸地域の間には、古代以来の非常に長い相互交流の歴史があり、文化の面では漢字や儒教、仏教、食生活など共有する要素が数多くあります。一方で、それぞれの地域には個別の風土や歴史的な歩みがあり、それが互いに異なる習慣や考え方をはぐくんでいったことも事実です。 本展では、そのような東アジアで生み出された美術作品約60点を、「風土と歴史」「国・地域間の相互関係」「それぞれの社会に生きる個人」という3つの視点から取り上げます。各地域の風土や歴史は、その地の世界観や表現にどのような特色をもたらしているのか。東アジアの人々の関係は、どのように交錯してきたのか。そしてそれぞれの環境のなかで、人々は何を思いながら、いかに現在を生きているのか。 複雑な過去の歴史を背負いながら、東アジアの状況は現在も大きく揺れ動き続けています。来場者の皆さまにとって本展が、東アジア地域について理解を深める機会となるとともに、その未来を考えていく際のヒントを提供するものとなれば幸いです。
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