主催:ANOMALY
紹介
編集CADAN大手町では、2026年7月28日(火)から8月15日(土)まで、ANOMALYの企画による髙山陽介 個展「昨日または今日あるいは明日」を開催いたします。 本展では、髙山が100点近く制作を続ける代表作、頭部シリーズの第1作目をはじめ、最新作を含む約20点を展示。多様な技法と色の彫刻作品が、ガラス面に囲まれたCADAN 大手町の空間を変容させます。また、8月1日には、本展にあわせて代表作150点以上を掲載した初の作品集『昨日または今日あるいは明日』を刊行します。同日に出版記念レセプションを行いますので、ぜひ展覧会場にてお手に取ってご覧ください。
髙山陽介は、日々遭遇する出来事やその記憶の断片を手がかりに彫刻を制作しています。一貫して木を素材とし、コーヒー缶や新聞、ジーンズなど身近な日用品を作品に取り入れながら、現代の彫刻表現を探究しています。 一見カラフルでポップな作品は、厚みのある板から立ち上がるレリーフ、木の塊から掘り出される立体、そこから飛び出す、あるいは繋がる物体、さらには首像やレリーフを支える台座の存在など、彫刻そのものの特性や問題に正面から取り組むなかで生まれます。 髙山は、「見ること」「認識すること」「彫刻にすること」のあいだに生じる差異に関心があると言います。その作品は、視覚で表層的に捉えて理解する私たちの前に、目に見えるものと目に見えないものの境界として立ち現れます。そうした宙吊りにされた状態を体現する彫刻と向かい合い、熟視することによって、私たちは日常の奥に潜むもう一つの世界に触れることになるのです。
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