君付理沙子、井ノ口碧稀デュオリサイタル(クロイツェル)

小郡市文化会館小ホール

君付理沙子、井ノ口碧稀デュオリサイタル(クロイツェル)

主催:小郡楽友会

紹介

編集

ピアノとオブリガート・ヴァイオリンのためのソナタ、きわめて協奏的なスタイルで書かれ、協奏曲に非常に近い」。これは今日《クロイツェル》として知られるベートヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番について、作曲者本人が付した題です。ヴァイオリンもピアノも高い技巧を求められ、それらが互いに刺激しあいながら高みへと辿り着く。ヴァイオリンを弾く人々、愛する人々いずれにとっても名曲中の名曲といって差し支えないでしょう。

そんな名曲が小郡の地で聴かれるとなった時、組み合わせられるべき曲は何か。2026年に没後25周年を迎える、混声合唱組曲《筑後川》の作曲者、團伊玖磨のヴァイオリン・ソナタです。團は童謡《ぞうさん》、声楽曲《花の街》、歌劇《夕鶴》、そして《筑後川》と歌詞のある曲で有名ですが、元々は山田耕筰や諸井三郎に学び、古典的な作曲を旨としたシンフォニスト。特にヴァイオリン・ソナタはそうした團の本領が最も発揮された作品の一つで、《クロイツェル》に通じる楽器同士の関係性があります。

時としてヴァイオリンが高度な技巧を聴かせつつ、それでいてシンプルなパッセージの裏でピアノがこれまた高度な音楽性を発揮する。そんな2曲を一気に聴かせてくれるのが、福岡をはじめ各地で活躍される君付理沙子さん、そして小郡では声楽の演奏会の伴奏などでお馴染みの井ノ口碧稀さんです。どうぞお楽しみに。

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