主催:宇城市不知火美術館
紹介
編集熊本県の宇城市不知火美術館で「しらぬ ひ 興梠優護 個展 Yugo Kohrogi | Beyond Boundaries」が開催されている。会期は9月23日まで。 興梠優護は1982年熊本県山都町生まれ。2009年に東京藝術大学大学院美術研究科を修了。主な展覧会に「移ろいゆくものへの憧憬」(清力美術館、福岡、2025)、「VOCA 2023」(上野の森美術館、東京、2023)、「KYOTO STEAM 2022」(京都市京セラ美術館、2022)、「高橋コレクション 顔と抽象」(清春白樺美術館、山梨、2018)など。2025年「Fukuoka Art Award」、14年「TERRADA ART AWARD」優秀賞を受賞。スペインやブルガリアなどでアーティスト・イン・レジデンスにも参加している。 興梠は、中性的な人体をモチーフとした絵画を軸に、光や色彩などつねに移ろい、ときには不可視として現れる現象に着目して制作を行ってきた。また、インスタレーションや映像など、絵画性を拡張する表現にも取り組み、レジデンスで得た土地の体感や出会いを制作へ取り入れながら表現を広げている。 本展は、九州内外で活動する興梠にとって熊本県内初となる個展だ。不知火の風土や文脈のリサーチをもとに、子供たちとの共同制作を取り入れた展示を創出。また、不知火海を主題とした4×8メートルの新作が、美術館の空間にあわせて制作された。 加えて、興梠とゆかりのある作家による収蔵作品と、それらから着想を得た新作も展示している。不知火現象に象徴される光のゆらぎや、文学や民話のなかで語り継がれてきた地域性を題材とし、色彩や光、身体、空間への関心を通して展開される興梠の表現を紹介する。
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