紹介
編集越前では古くから上質な紙が生産されていました。戦国時代に入ると、紙は朝倉氏にとって重要な産物となり、とくに「鳥の子」と呼ばれた雁皮紙は、強くなめらかな紙質から朝倉氏が発給する文書用紙として用いられるようになりました。 本展は朝倉氏のもとで越前産の紙が贈答品や文書・典籍の用紙として重宝されていたことに着目し、紙をめぐる交流から朝倉文化を紹介します。また今回は朝倉一族の女性が愛読した『伊勢物語』や『千載和歌集』を紹介し、彼女らが関わった文事をとおして、歴史の表舞台に表れにくい朝倉の女性たちにスポットをあてます。 関連企画 ●記念公園「乱世を生きた朝倉の女たちー日記のウラに隠された波乱のドラマー」 公家・山科言継の愛妾は朝倉氏に仕え、二人の間に生まれた娘の阿茶も朝倉庶流の松尾氏に嫁いでいました。彼女らが山科言継へ送った手紙から、知られざる朝倉家の内情と葛藤に迫ります。
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