渋谷区立松濤美術館
本展は、日本美術における「空」の表現の変遷を探る展覧会です。近世までは「空」を現実的に描く意識が希薄でしたが、西洋絵画の影響により青空が広がりだします。明治以降は刻々と変化する雲や陽光を捉えようとする画家たちが登場し、その後の世代では表現主義やシュールレアリスムの影響下で多様で個性的な「空」が描かれました。本展は、かつて従属的であった「空」の表現を通じて、そこに映し込まれる私たちの意識の揺らぎを浮かび上がらせるものです。
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