紹介
編集≫ もっと映像をみる --> 本作は『みんな我が子』『るつぼ』などで知られるアメリカ現代演劇の旗手アーサー・ミラーが1949年に発表した作品です。消費主義によって繁栄が促進されたアメリカ社会。その中で疎外されまいと必死にもがく老セールスマンとその家族の姿を描いた本作はブロード・ウェイ開幕と同時に大きな反響を呼び、742回のロングランを記録。そして同年のトニー賞ベストプレイ賞、ピューリッツァ賞、ニューヨーク劇評家賞など名誉ある賞を数多受賞いたしました。さらに2012年にはトニー賞のリバイバル賞受賞。1951年、85年の2度に亘り、映画化もされ、大きな話題となりました。 主役のウィリー・ローマン役はブロード・ウェイ初演のリー・J・コップをはじめ、ダスティン・ホフマン、フィリップ・シーモア・ホフマンなどの名優が演じ継ぎ、日本でも数多の名優によって上演された近代演劇の金字塔です。作品の中で描かれている社会システムの残酷さは世界共通の現実であり、競争社会、家庭の崩壊、若者の挫折は社会の根源的な問題であるゆえ、本作は普遍性を持って、現代を生きる私たちに問いかけ続けてきます。 この度の上演にあたり、演劇界をリードする気鋭の演出家・小川絵梨子氏が演出いたします。新たな小川版『セールスマンの死』の上演に、どうぞご期待ください。 STORY ウィリー・ローマンはかつて敏腕セールスマンとして鳴らしてきたが、60歳を過ぎた今、昔のような精彩を欠き、輝かしい未来が広がっているかに見えた2人の息子たちも30歳を過ぎても自立できず、妻のリンダは献身的に夫を支える が、家庭の中に希望の光は見出せそうにもない。夢を叶えるにふさわしい仕事こそセールスマンであると信じてきたウィリーに、時代の変化は容赦なく彼を置き去りにしようとしている。信念に固執するウィリーが家族のため、そして何より自分のために選んだ道とは ―― 。
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