ジャンル:舞台・演劇
紹介
編集舞台は昭和23年(1948年)の夏、広島。23歳の図書館司書の美津江は、あの夏に被爆し、原爆病が潜んでいる。 美津江は勤め先の図書館で出会った木下青年にひかれているが、「自分だけが幸せになることはできない」と自身に恋を固く禁じる。 頑なに恋心を否定し、幸せの一歩手前で躊躇する美津江に、恋の応援団長として父・竹造は、なだめ、すかし、さとし、脅しとあらゆる手段を使い、 何とか美津江の心を開かせようとするのだが…。 「あんときの広島では死ぬんが自然で、生きのこるんが不自然なことじゃったんじゃ。そいじゃけぇ、うちが生きのこるんはおかしい。」 負い目に、苦しみながら息を殺すようにひっそりと暮している娘と、娘の幸せを願う父親の熱い想いがこころに迫る。
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