ジャンル:歴史・考古
作家:大佛次郎
主催:大佛次郎記念館
紹介
編集1615年(慶長20)「大坂夏の陣」の落城とともに自刃したとされる、右大臣豊臣秀頼が"実は生きていた…"】各地に存在するという「秀頼生存伝説」を題材として、大佛次郎は1937年(昭和12)小説「生きてゐる秀頼」(挿絵:勝田哲)を執筆しました。それから26年の後、再び同じモチーフで「月の人」(後に「月から来た男」と改題)という、まったく別の作品を発表しています(1963-64、挿絵:佐多芳郎)。大佛次郎を、そこまで駆り立てたものとは何だったのでしょうか。 二作に共通するキーワードは、大佛自身が「ロマン精神」と表現した、奔放な想像力によって紡がれた物語世界です。本展では、この二つの"秀頼をめぐる物語"を中心に、小説や歌舞伎の戯曲として執筆された、数々の作品を取り上げます。晩年にいたるまで大佛次郎が問い続けた、大衆小説にふさわしいロマンチシズムとは何か。作品執筆の背景と戦国を舞台にした大佛作品の"面白さ"にせまります。
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