ジャンル:舞台・演劇
主催:劇団唐組
紹介
編集〈唐十郎名作シアター〉劇団唐組紅テント公演 アンダーグラウンドカルチャーの旗手・唐十郎の劇世界を継承する劇団唐組。 熱気に満ちた紅テントが、今年も水戸芸術館広場に登場します!
とある裏町。今夜もねずみ駆除に走り回る消毒マン田口。 「遠く去ったものを、今、この手の中で味わうため」、 殺してしまったものの冷たさを素手で感じろ—。 同僚・虹谷が借金を残して失踪した今、その言葉を胸に、 田口はこっそりと、稼ぎの全てを返済に当てていた。 そんな時舞い込んだ、虹谷の自己破産の意志。 破産の痛みに耐えられない田口は、実体のない自己破産を成立させようとある賭けに出る。 そして、破産寸前の虹谷が隠し不動産を持っている、そんな噂で窮地に立つ中、 いつか聞いた"虹の立つ日によく見える"という屋敷に秘められた物語を語り出すのである。 それは戦後の妖怪・岸信介からストリッパー・浅草ローズへ、愛の証しに贈られた屋敷に始まる物語。 —「ほら、これを眺めていると、この中を僕らが歩き、寄り添っているようじゃないですか」—。 2人だけの隠し不動産への架け橋に、彼女は"虹色の婚約指輪"を求めるのだった。 七色に架かる帯の下、その屋敷の門を開くとき、 破産してもなお破産することのない自己がそこにある。
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